浙江省の今年上半期のGDPは4兆7,937億元(前年同期比5.7%増)となった。産業別に見ると、第一次産業は1,129億元(4.4%増)、第二次産業は1兆8,130億元(6.2%増)、第三次産業は2兆8,678億元(5.5%増)となり、各分野で堅調な成長を示している。

 (浙江在線ほか/7月22日)

杭州市発展改革委員会が発表した「今年第1弾委託研究課題プロジェクト公開入札公告」の中に「長江デルタが世界級空港群を共同建設する背景における杭州第2空港の立地選定研究」が含まれ、杭州第2空港の研究が本格始動した。2025年の杭州蕭山国際空港の年間旅客取扱量は5,046万人に達し全国7位を記録したが、北京・上海・成都等の上位都市が3本以上の滑走路を備えるのに対し杭州は2本にとどまる。第2空港の整備により、増大する航空需要への対応と国際ハブ機能の更なる強化が期待されている。

(CNSほか/6月26日)

 
 
                                                    

『新華・バルチック国際海運センター発展指数報告書(2026)』によると、寧波-舟山港が国際海運センター都市世界ランキングで第6位を獲得した。2025年の同港の貨物取扱量は14億3,200万トンで17年連続世界第1位、コンテナ取扱量は4,387万TEUで世界第3位を記録している。今後は、上海や香港等の先進港と比較して課題となる海運サービスの質的向上や総合環境の最適化を推進し、ハブ港としての優位性拡大を目指す。

(浙江在線ほか/7月10日)

 
                                         

今年上半期の「義新欧(義烏・新疆・欧州)」中欧貨物列車における累計輸出コンテナ数は、8万4,000TEUを超え(前年同期比10.6%増)、過去最高を記録した。浙江省における製造業の構造転換と高度化に伴い、輸送貨物もスマート家電や新エネルギー製品などの高付加価値品へとシフトしており、輸送量の拡大のみならず質的な進化も鮮明になっている。

(浙江在線ほか/7月6日)

 
                                                                                                    

杭州ロボット学校が正式に開校し、第1期生として30台のロボットが入学した。同校は工業技術科、医療科、芸術科、体育科の4学科を備え、「倫理・安全」「認識能力」「動作性能」「美的表現力」「実践能力」の5軸から総合的な素養を育成する。ロボットの「頭脳(制御・AI)」強化とエンボディドAI(身体性AI)の統合に重点を置き、現場での実稼働能力と継続的な自己学習能力の獲得を目指す。

(人民網ほか/7月1日)

 

                                                                                                                   


中国国家移民管理局の発表によると、上半期の中国の出入境者数は3億6,900万人(前年同期比10.8%増)に達し、過去最高を記録した。外国人の出入境者数は延べ4,590万6,000人(20.6%増)で、そのうち入国者数は延べ2,291万4,000人(前年同期比20.4%増)となった。また、ビザ免除政策を利用した入境者は1,781万5,000人(30.6%増)で、外国人入境者全体の77.7%を占めた。外国人向けビザ発給件数も99万1,000件に上り、外国人の入境が増加傾向にある。なお、中国本土住民の出入境者数は延べ1億7,600万人(10.7%増)、香港・マカオ・台湾住民は延べ1億4,700万人(8.1%増)であった。

(新華社ほか/7月11日)

 

 

中国の今年上半期のGDPは69兆5,704億元(前年同期比4.7%増)となった。四半期別では、第1四半期が前年同期比5.0%増、第2四半期が4.3%増と成長率は減速傾向にあり、年初の目標設定値(4.5%?5%)の範囲内に収まっている。社会消費財小売総額は前年同期比1.3%増となり、消費分野でも緩やかな伸びを示した。一方、全国住民の一人当たり可処分所得は実質4.2%増と同期のGDP成長率を下回っており、これが消費意欲に影響していると見られる。なお、国家統計局が新たに公表した「社会消費商品・サービス小売商品総額」指標では、サービス小売売上高が5.3%増となり、サービス消費の成長が顕著に現れている。

(人民網ほか/7月15日)

 
 
 

中国自動車工業会の発表によると、今年6月の自動車輸出台数は103万7,000台(前年同月比75.1%増)となり、単月で過去最高を更新した。今年上半期の累計輸出台数では509万6,000台(前年同期比65.3%増)に達し、日本の2025年年間自動車輸出台数(417万2,815台)を半期で上回った。新エネルギー車(NEV)が235万5,000台(前年同期から2.2倍)、従来型内燃機関車が274万1,000台(35.5%増)となり、急速な伸びを示した。

(中国自動車工業会ほか/7月17日)                      

 
 

上海市で7月17日~20日、「世界人工知能(AI)大会・AIグローバルガバナンスハイレベル会議」が開催された。4,000点以上の展示品のうち300点以上が初出展となり、会期中の来場者数は40万人以上に上った。会場では、世界最大級のパラメータ数を誇るオープンソース型AIモデル「Kimi K3」や、完全国産で10万GPU規模の演算能力を持つAIスーパークラスター「曙光8000」が初公開された。さらに、AIを活用して気象警報を発するスマートシステム「媽祖」も披露され、今後はアラブ諸国など30カ国での導入・応用が推進される予定である。

(人民網ほか/7月20日)

 
                                                                       

海南省政府は、域内の新エネルギー車(NEV)保有比率を2025年時点の23.75%から2030年に45%へ引き上げる数値目標を示し、2030年までに域内でのガソリン車(燃油車)販売を段階的に禁止する方針を正式に打ち出した。実現すれば、同省は中国で初めてガソリン車販売を全面的に禁止する省となる。中国の自動車産業政策の中でも象徴的な転換点として注目されている。海南省は観光産業を主軸とする島嶼型地域であり、環境負荷の低減と交通の電動化を早期に進めやすい構造を持っている。

(人民網ほか/7月16日)