浙江省杭州市に水素を動力源とする新型ドローン「天目山1号」が着陸した。機体は軽量炭素繊維で一体成型され、空重量19Kg、最大積載重量6kg。自主開発された水素燃料電池と貯蔵装置からなる水素パワーシステムにより、100キロを超える長距離の連続飛行が可能となった。その長い飛行耐久性、超低温でのオペレーション能力、環境に優しい設計で、今後のオペレーションが期待されている。

【CNS等 2024年9月3日】

 
 
 

 

中国の長龍航空は、2024年9月3日に成田から温州までの路線を開設した。同社の成田空港への乗り入れは初めてとなり、運航は両都市発共に火曜日・木曜日・土曜日の週3便で、成田空港から温州までは、本路線が唯一となり、成田空港発着の中国路線のネットワークが継続的に拡大している状況が続いている。

【スカイバジェット等 2024年9月16日】

 
 
 
 

                 

                                              

 

9月6日、杭州-義烏-温州を結ぶ高速鉄道(杭温高速鉄道)が正式に営業運転を開始した。杭温高速鉄道は、杭州市の桐廬東駅から金華市、台州市、温州市を経由して温州北駅に至り、既存の杭深(杭州-深セン)鉄道を通じて温州南駅まで延伸され、本線は全長276㎞となった。「鉄道上の長江デルタ」に新たな路線が加わり、浙江省の1時間交通圏構造が出来上がってきている。

【人民網等 2024年9月8日】

 
 
 

   

                                               

 

浙江省杭州市淳安県で2024年中国国際ウイスキー発展大会が開催された。中国酒業協会、国家酒類品質・安全国際連合研究センター等が共催し初めて開催され、中国国内以外にも、英国、フランス、スペイン、カナダ、インドなどのウイスキー関係企業やインポーター45社が参加し、400人以上が来場した。

【JETRO等 2024年9月18日】

 
 

                                                                                                        

猛暑が続く浙江省杭州市では12日、最高気温が35度を超えて「猛暑日」となった。これで、同市の今年の「猛暑日」は累計で60日となり、2022年に記録した59日を超えて、1951年以降の最多記録を更新した。

【人民網等 2024年9月13日】

 
 
 

   

                                                                                                                   


厦門航空は、9月20日より名古屋の中部国際空港から杭州まで新規に就航することとなった。便数は週7便、毎日運航で、同航空は初めて中部国際空港に就航する。運航時刻は名古屋(中部) 21:25発杭州23:00着、杭州16:55発名古屋(中部)20:25(毎日)着。中部国際空港―杭州線は、2020年1月まで長龍航空が運航していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い撤退した。今回の就航により4年8か月ぶりの運航再開となる。

【厦門航空ニュース等 2024年7月24日】

 
 

 

中国の第14期全国人民代表大会常務委員会は、「法定退職年齢の段階的な引き上げに関する決定」を可決した。今後15年かけて法定退職年齢を段階的に引き上げ、男性従業員は満60歳から満63歳へ、女性従業員は満50歳および満55歳からそれぞれ満55歳および満58歳へ引き上げる。本決定は2025年1月1日から実施、また、年金受給の要件となる年金保険料の最低納付期間も2030年1月1日から毎年6カ月ずつ延長し、現行の15年間から最終的に20年間まで引き上げることになる。年金保険料の最低納付期間が満たされた場合、最長3年間の早期退職を自主的に選択することができるとしている。

【日経新聞等 2024年9月14日】

 
 
 
 
 

北京市衛生健康委員会によると、北京市民の平均寿命が2012年の81.35歳から、2023年には82.51歳まで延びていることを公表した。また、乳児死亡率は、出生1000人あたり2.87人から1.50人に、妊産婦死亡率は10万人に対して6.05人から1.56人まで下がっている。北京の医療衛生機関の数も2012年の9974機関から、2023年には1万2518機関に増えており、北京の末端の医療衛生サービス体系が継続的に整備され、サービスを受ける人口や地域の特徴に合わせて、末端医療衛生機関が調整されてきている。

【人民網等 2024年8月23日】

中国国家統計局が14日発表した8月の新築住宅価格指数では、主要70都市のうち67都市で前月と比べて下落している。下落は7月から1都市増えた。上昇したのは上海と江蘇省南京の2都市で、横ばいは西安の1都市だった。取引数が多く、市場需給をより反映しやすい中古住宅は69都市で値下がりしている。

【共同通信等 2024年9月14日】

 

                                                                          

中国に進出する日本企業で作る「中国日本商会」が発表した景気や事業環境に関する会員企業アンケートの結果によると、今年の中国国内の景況を前年と比べて「悪化」か「やや悪化」と予測した回答は計60%で、5月発表の前回調査の計50%から増えた。「改善」か「やや改善」が計11%にとどまり、景気の先行きを厳しく見込む企業が急増した。不動産不況、個人消費の低迷、現地企業の成長による中国市場での価格競争激化等、日本企業には厳しい状況が続く。

【産経新聞等 2024年8月30日】