中国国家衛生健康委員会の記者会見によると、2024年の中国人の平均寿命は2020年比で1.1歳上昇し、79歳に達した。北京、天津、上海、山東、江蘇、浙江、広東、海南の各地域では平均寿命が80歳を超え、住民の健康水準が着実に向上している。また、中国国内では世界最大規模の医療サービスシステムが構築され、サービスの質と効率が向上している。東部・中部・西部における人口1,000人当たりの医療リソースの格差も縮小している。2024年末時点で、全国の医療衛生機関は109万カ所、医療従事者は1,578万人に達している。更に、全国の基本医療保険の加入者数は13億人以上を維持し、加入率は約95%を保っている。

【CGTN等/2025年9月15日】

 
 
 

 

2025年中国国際ビッグデータ産業博覧会(貴州省貴陽市)で発表されたデータによると、中国のデータ産業は年平均15%以上の成長を維持している。地域別では、東部地域が全国の69.7%を占める4兆819億元、中部地域が17.2%の1兆75億6,000万元、西部地域が13.1%の7,699億元となっており、東部が約7割を占めていることが明らかになった。特に長江デルタ地域では、データ関連企業が全国の22.6%を占める10万社以上に達しており、集積効果が際立っている。

【Record China等/2025年8月29日】

 
 
 
 

                 

                                              

 

2025年9月12日より、北京市内にて中国障碍者連合会主催の「中国国際福祉博覧会」および「中国国際リハビリ博覧会」が開催された。国内外から431社が参加し、障碍者や高齢者を支援する科学技術の成果1万点以上が出展された。出展企業の多くは、ブレイン・コンピュータ・インタフェース、人工知能(AI)、外骨格ロボット、スマート車椅子などの最新製品を展示している。会場内のバリアフリー案内カウンターでは、聴覚・視覚・身体障碍者向けの補助器具が用意され、それぞれに適した機器を選ぶことができた。

【CGTN等/2025年9月18日】

 
 
 
 
 
 
 

   

                                               

 

EV車の普及が進む中国各地で、急速充電スタンドやスーパー充電スタンドの建設が急ピッチで進められている。京昆高速道路のサービスエリアには、EV車用のスーパー充電スタンドが設置されており、バッテリーと充電プロトコルが適合すれば、1秒で走行距離1キロ分の超急速充電が可能である。中国当局は、2027年末までに高出力充電施設を10万台以上設置することを目指している。

【人民網等/2025年8月26日】

 
 
 
 

                                                                                                        

中国自動車工業協会の発表によると、2025年8月の国内新車販売台数は前年同月比15.6%増の224万5,000台となった。EV車などの新エネルギー車は18.3%増の117万1,000台で、販売全体に占める割合は52.2%に上昇し、2カ月連続で50%を超えている。また、輸出台数は19.6%増の61万1,000台となり、国内販売と輸出を合わせた伸び率は16.4%である。

【共同通信等/2025年9月11日】

 
 
 
 

   

                                                                                                                   


杭州市は、AI技術搭載ロボット産業の振興に積極的に乗り出し、2027年までにAI搭載ロボット完成機業界の工業総生産額を200億元超、産業チェーン全体の工業総生産額を300億元超に引き上げる方針である。ヒューマノイド・ロボットの開発を中心に、AI搭載産業における技術攻略、製品供給、用途拡張、生態系育成を支援し、市場競争力の高いAIロボットなどスマート装備製品群の開発を促進している。

【亜州ビジネス等/2025年9月10日】

 
 
 
 

 

2025年8月、寧波舟山港のコンテナ取扱量が400万TEUを突破し、単月記録を更新した。主な輸出製品は新エネルギー自動車や太陽光発電製品などのハイテク製品であり、輸入は原材料製品が中心である。「義烏?寧波?舟山」の一貫輸送通関物流ルートが開通し、貨物の集散輸送と通関時間を大幅に短縮。サプライチェーンの安定と円滑化を確保し、港湾の効率的な運営を実現している。

【浙江在線等/2025年9月5日】

 
 
 
 
 

杭州税関の統計によると、2025年1?8月期の浙江省の貿易総額は3兆6,800億元で、前年同期比5.5%増となった。うち輸出は2兆7,900億元で7.7%増、輸入は8,884億3,000万元で0.8%減となり、輸出入規模および輸出規模は過去同期で最高を記録した。輸出入、輸出、輸入の全国シェアはそれぞれ12.5%、15.9%、7.4%であり、全国第3位、第2位、第6位となっている。2025年1?6月の浙江省の茶葉輸出量は9.3万トン、輸出額は21億元で、それぞれ前年同期比20%以上の増加となっている。

【浙江在線等/2025年9月11日】

 

杭州税関によると、杭州蕭山国際空港を2025年7?8月に離着陸した国際・地域線旅客便は前年同期比6.8%増の5,560便、1日平均90便に達した。旅客数は8.8%増の95万4,300人で、1日平均1万5,400人となった。これに伴い、免税店の消費も増加しており、7?8月の販売点数は前月比6.8%増の11万5,200点、販売額は11.2%増の約4,600万元となった。

【新華社等/2025年9月6日】

 
 

                                                                          

2025年9月16日、4か月半に及ぶ禁漁期が終了し、東シナ海全域で漁業が全面再開された。浙江省では約3,500隻のトロール船や定置網漁船が出漁した。8月6日には東シナ海の休漁期間が一部解禁されていたが、今回の全面再開により、タチウオやイカなど底生魚類の漁獲も可能となり、人々の食卓を一層豊かにしている。

【浙江在線等/2025年9月16日】