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省人化の進む中国で誕生した「無人コンビニ」

 キャッシュレス化、シェアリング化等が進む中国で、モバイル決済の「支付宝(アリペイ)」、「微信支付(ウィーチャットペイ)」の導入が進む中、その進化形として、現在、新たなサービス「無人コンビニ」が各地で登場し、注目を集めている。

 

 2016年8月に、広東省中山市において国内初となる無人コンビニ「Bingo  Box(ビンゴボックス)」1号店が誕生した。経営元はベンチャー企業「繽果水菓」、現在、上海、北京、浙江省等で約80店舗を運営している。

 

 ビンゴボックスはコンテナ型の店舗で、面積は日本のコンビニの売り場面積に比べかなり狭い約15平方メートル。20フィートコンテナとほぼ同サイズ。商品の陳列に人手が必要なほかは、無人で24時間営業されている。

 

 24時間無人の店舗には自由に出入りすることはできない。入店するには、先ずスマートフォンのアプリ「微信(WECHAT)」を使った本人確認が必要となる。扉の横についた2次元バーコードを「微信(WECHAT)」で読み取ると鍵が開き、店舗内に入ることができる。

 

 店舗内は一般的なコンビニとほぼ同じである。お菓子、飲み物、雑貨等、商品数は商品管理最小単位SKU(Stock Keeping Unit)は約500SKU、日本のコンビニの6分の1程度の品揃えとなっている。各商品には各社独自に開発したチップが張り付けられ、商品を購入する際は、レジの読み取り機に商品を乗せると金額と2次元バーコードが表示され、支付宝(アリペイ)や微信支付(ウィーチャットペイ)でバーコードを読み取って支払いを済ませる。支払いを済ましていない商品を持っていると、扉が開かず、外に出られない仕組みになっている。

 

 現在、北京市を中心に無人コンビニを展開する「25愛購」、深セン市を中心とする「Deepblue Tech」(深蘭科技)、上海市を中心とする「猩便利」等、10社以上の企業が参入しているといわれている。

 

 このような状況下で、競争も激化している。猩便利は従来のコンテナ型店舗ではなく、一般的なコンビニの面積を確保した店舗を展開しており、商品数も従来型に比べ大幅に増えている。また、Deepblue Tech(深蘭科技)は、今後、日本を含む海外への進出も視野に入れており、技術、サービスともに第1号店誕生から僅か2年で大きく進歩、進化している。

 

※無人コンビニ10社比較等の資料を整理



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