静岡県日中友好協議会
静岡県日中友好協議会

[*]前へ  [#]次へ

「双十一」中国最大の販促イベント

                                                               静岡県中国駐在員事務所

 

 「双十一」とは、11月11日を指す言葉であり、アラブ数字の「1」の形が4本のつややかな棒に似ていることから、11月11日を「光棍節」(独身の日)と呼ぶようになりました。もともとは若年層の間で流行した娯楽性の記念日でしたが、インターネット等のメディアを通じて瞬く間に多くの一般人に受け入れられる様になりました。その後、多くのビジネスマンが「光棍」(独身)の意味から外れた販促活動を行う様になり、徐々に現在の大規模販促イベントへと姿を変えていきました。

 

 「双十一」ショッピングイベントは当時の淘宝商城(現在の天猫)が2009年11月11日に行った販促イベントが起源で、当時の参加店は決して多くはありませんでしたが、売上額は当初の予想を大きく上回りました。そこで、天猫は毎年11月11日に大規模販促イベントを行うことを決め、中国全国民のショッピングカーニバルとなりました。

 

 アリババの発表によると、2016年の「双十一」販促イベントでは、開始僅か6分58秒で天猫の取引額が100億元を突破しました。これは2015年の12分28秒を大きく上回るスピードです。最終的に2016年「双十一」販促イベントの取引額は1,207億元に達し、取引地域も235の国と地域にまで拡大、取引の約82%がオンライン決済によるものでした。今年の「双十一」1日の宅配受付件数は6.57億件に達し、物流各社に対する負担も大きくなっています。物流各社は事前準備を確実に行い、貨物機の振り分けを進め、オンラインショッピングの配送速度を向上させています。

 

 2009年の「双十一」販促イベント誕生以来、オンラインショッピングは日進月歩で進化し、毎年この1日は名実ともに全国民にとって盛大なショッピングイベントとなっています。眼下の景気低迷という背景の下、「双十一」販促イベントの旺盛な集客力と莫大な売上は中国のオンライン消費の巨大な潜在力を表しています。今、中国の小売業態に根本的な変化が起こっており、オンラインショッピングは以前のその他の小売業を補完する形態から、小売業の主流形態へと転換しています。


[*]前へ  [#]次へ

▲上へ
静岡県日中友好協議会トップページ