静岡県日中友好協議会
静岡県日中友好協議会

[*]前へ  [#]次へ

中国訪日観光客を受け入れる旅行会社を立ち上げ 村松揚揚さん

やりがいを求めて日本へ

 村松揚揚さんは浜松市で旅行会社を経営する女性実業家です。大学卒業時に地元武漢で就職活動をしますが、当時の中国ではやりがいのある仕事を見つけるのは難しく、仕事内容も退屈だと感じたため、距離的にも文化的にも近い日本への留学を決めました。来日前は日本のことをまったく知らず、当時中国で放送されていた「おしん」が唯一の情報源で、ドラマ同様に貧しいところだと思っていたそうです。実際の日本については「非常に裕福で、人々のマナーも素晴らしいと感じました」と当時の印象を話してくれました。

 22歳で来日、浜松市内の日本語学校で日本語を学び始めました。来日当初の生活については「来日直後の1年は本当に苦労しました。言葉もできず、物価の高い日本での生活も苦しかったです」と振り返ってくれました。それでも、来日1年半という短期間で日本語検定1級に合格、このころを境に生活にも馴染み始め、日本を楽しむ余裕が生まれたそうです。日本語習得については「日本語の習得はとても難しかったです。特に文法と漢字の読み方に苦労しました」と、当時が想像できないほど完璧な日本語で答えてくれました。


思い立ったらすぐ行動、旅行会社星揚株式会社を設立!

 中国語教師や通訳等を経て、浜松市内の企業に就職し、中国との取引で活躍しました。その後、2006年には旦那さんのオランダ駐在に伴い、しばらくの間オランダ生活をしました。その機会にヨーロッパ中を見て回り、旅行の素晴らしさに改めて気付きます。2010年に日本に戻ると、中国の人々にも旅行の素晴らしさを味わってもらうため、また、中国国内では気づきにくい国際的なマナーや習慣の違いを日本で感じ、改善してもらうため、旅行会社を立ち上げました。現在の会社の経営は「円安元高等の影響を受けて、中国からの観光客が急増しており、会社の経営も好調です」とのことで、現在の仕事のやりがいについては「お客さんが喜んで帰っていく姿を見るのが何よりのやりがい。この笑顔の為に仕事しています」と話してくれました。

 今後については「浜松はとても住みやすいところで大好きです。食べ物も気候もとてもいい。特に鰻とメロンは最高ですね。それに、浜松の人は外国人に慣れていて親切です。この先も出来る限り浜松に滞在するつもりです」と展望を語ってくれました。



[*]前へ  [#]次へ

▲上へ
静岡県日中友好協議会トップページ