臨海市国華珠算博物館

P7-2.jpg中国の博物館の中で唯一、珠算の収集、展示、研究、デザインを一体化した専門博物館が浙江省の臨海市にあり、1993年11月に建てられた中国最大規模の施設です。中国の「5大発明」の1つと称される“珠算”は、そろばんを使った伝統的な計算方法で、無形文化遺産にも登録されています。館内には、古今東西のそろばん、計算器具1300種以上、珠算史料1000点以上、国内外の珠算交流活動写真、受賞成果などの資料1500点以上が収蔵されています。 

 

博物館には、そろばんホール、珍品ホール、資料ホールなど3つの展示室があります。展示品は、古代原始計算器の模型と様々な歴史的年代のそろばんが、順番に並べられています。例えば、西周陶丸、春秋の算木や河北省巨鹿県で出土した北宋の数珠などの複製品、海外のエジプトの砂そろばん、ヨーロッパのラインそろばん、ローマの溝ソロバン、17世紀に発明された計算尺などがあります。その他、宝塔形、園桶形、壁掛形など様々な形のそろばんや、純玉、翠玉、翡翠、象牙、真珠、七宝焼、陶磁器、香木、玉の腕輪、指輪、孫の手、仏堂、巻き貝、如意、八卦、石の彫刻などの珍しいそろばん、部隊が移動する時に使ったそろばん等貴重なものも揃っています。 コレクションの中で特徴的なのは「4つの最高」そろばんです。1つ目は、世界最大の木製そろばん(長さ6.52m、高さ1.68m、重さ1008kg)、2つ目は、段位が最も多いそろばん(長さ6.12m、225段、1575粒の珠から成り、15人で同時使用可能)、3つ目は、最も重い金属そろばん(ブロンズ鋳造、明式鼓形の珠、7珠、9段、重さ589s)、4つ目は、最小のそろばん(わずか0.5×10p、銀の紋様で精製され、段の棒は髪の毛のように細く、各珠は針の先で動かすことができる)。4つともギネス世界記録を申請されています。

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博物館住所:浙江省台州市臨海市立発路深甫西路117号