【中国博物館紀行】中国黄酒博物館

酒造原産地の浙江省紹興市には、2007年10月29日にオープンした、日本でもファンが多い「紹興酒」の歴史や醸造工程などを紹介する『中国黄酒博物館』があります。

黄酒博物館1
黄酒博物館2
黄酒博物館3
黄酒博物館4

 

中国の代表的な黄酒の中で、紹興酒はその最として、紹興と言えば「紹興酒」で全国に名を馳せ、醸造技術も国家レベルの無形文化遺産保護となっています。しかしながら、中国では、ビールや蒸留酒「白酒」の人気が高く、紹興酒をはじめとする醸造酒「黄酒」の販売量はアルコール飲料全体の約5%にとどまっているとされ、このため、地元では、紹興に多くの観光客らを呼び込み、紹興酒の知名度を一層高め、消費拡大につなげたい意向が博物館に反映されています。

『中国黄酒博物館』と名付けられた博物館は、国内初の黄酒文化と産業文化をテーマにした専門博物館であり、建築面積16,000平方メートル、展示ホールの延床面積は10,000平方メートル、酒史フロア、酒芸フロア、3Dシアター、地下酒蔵などを設け、醸造酒の悠久の歴史と文化のエッセンスを展示し、紹興酒の歴史を紹介するコーナーには、古代の酒器や資料写真、紹興酒を愛飲したとされる紹興生まれの文豪・魯迅に関する展示もあり、立体映像で紹興酒の醸造工程を再現するコーナーが設けられている他、官女に扮した女性が紹興酒の正しい飲み方を披露するショーもあり、紹興酒の試飲をすることもできます。

⇒中国黄酒博物館HP

中国博物館紀行