温州と台州の産業集積地をつなぐ『楽清湾跨海大橋』

浙江省は「モノづくり」省として知られ、省内各地で業種毎、部品毎の産業集積が見られるといった特徴を持っています。特に温州市と台州市は産業集積の規模が大きく、種類も多く、例えば、温州市楽清市は電子部品「配電スイッチ」、台州市玉環市は「自動車部品」が大規模に集積し、また両地は地理的に隣接し、「楽清湾跨海大橋」の開通により、巨大な産業集積群の一体化が形成されました。

 

2018928日に開通した「楽清湾跨海大橋」は全長38.キロ、設計速度100キロで温州市楽清市と台州市玉環市を結び、特大橋・大橋・中橋47基、湾岸橋4基、トンネル3基の構造で構成され、建設工期は7年、総投資額は120億元です。

 

以前は、温州空港から玉環(約74キロ)まで約3時間かかり、途中、海をまたぐ楽清と玉環は1時間かけて、フェリーで渡船していましたが、大橋の開通により1時間に短縮され、現在では楽清から玉環までわずか20分、温州市から玉環までは約1時間で行けます。

 

玉環域内には高速道路が通じていませんでしたが、同時期に域内に高速道路も建設され、甬台温高速道路(寧波―台州―温州)の復線路として、楽清湾大橋が玉環市芦浦鎮分水山と楽清市南塘中枢と連絡し、寧波・舟山港、台州港、温州港と結ぶ沿海大通路の一翼を担なっています。