移動に便利!タクシーアプリ「滴滴出行」

 中国は日本とは比べものにならないくらい広く、移動に時間がかかります。中国に来て間もないころは、移動時間が長くかかることがストレスでした。中国人は、マイカーやバイクを移動に利用できますが、外国人の交通手段はバス、タクシー、地下鉄ということになります。バスと地下鉄は、駅や停留所まで行くのに、かなり歩かなければならないことが多く、タクシーは中国語でやり取りするのでそれが負担でした。そんなとき、学生に「滴滴出行」という配車アプリが便利だと教えてもらいました。

 

 「滴滴出行」は、配車サービスの大手二社が合併し、2015年に誕生しました。現在は中国の400以上の都市で利用されています。タクシーの配車だけでなく、予約をすることもできます。

 配車依頼のときは、目的地を入力すると、地図上に現在対応可能なタクシーの位置が表示されます。乗客がタクシーの車種(車のランク)を選ぶと、タクシーのナンバー、車の色、運転手の氏名のほか、待ち時間や目的地までの推定料金、推定到着時間が示されます。そのまま待っていると、表示されたタクシーが目の前にやってきます。実際の金額は、アプリ上で走行データに基づいて計算され、アプリを通じて支払います。中国語ができなくても、何も問題ありません。

 

 初めて利用したときは少し緊張しましたが、二度三度と使って慣れてくると、便利だと思うようになりました。タクシー代が日本よりかなり安いこともあって、今ではバスや地下鉄では行きにくいところや、急いでいるときは積極的にタクシーを利用しています。

 

 この配車アプリの利点は、配車スピードが速いこと、車種を選べること、支払いが簡単なこと、乗車前に料金や時間がわかることなどがあります。でも、運転手がどんな人かわからないので、運転が荒かったり不愛想だったりすると、なんとなく怖いと感じます。また、タクシーで事件が発生しているというニュースを見たことがあり、夜は一人で乗らない方がいいというアドバイスを受けたこともあります。それでも終バスや終電が早い中国では、タクシーを利用しないわけにはいきません。そこで私は、早朝や夜、一人で利用するときは、知り合いになったタクシーの運転手と事前にSNSで連絡をとり、お世話になることにしています。日中は滴滴出行や、最近配車サービスに参入してきた曹操出行を積極的に利用しています。便利な交通手段として、タクシーはなくてはならないものなのです。

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