新しい娯楽、進化形″ミニカラオケ″

静岡県中国駐在員事務所

 

 インターネットの発展に伴い、従来形の娯楽は日に日に衰退し、客足が遠のいています。カラオケもその一つです。しかし、最近登場した一人用ミニカラオケは、徐々に人気が高まっており、若年層に受け入れられ始めています。

 

 このミニカラオケは通常、大型ショッピング施設の中に設置され、外見は電話ボックスに似ており、三面ガラスに覆われています。面積は約2u、内部にはヘッドフォン、マイク、操作盤、更にエアコン、換気システム等の専門的な設備が揃っています。遮音対策も万全で、外からは中の音を聞くことはできないようになっています。

 

 ミニカラオケは2人から3人で使用でき、操作は全て自分達で行いますが、これは従来のカラオケとの違いであり、ミニカラオケの優れた点でもあります。費用支払い及び選曲は全て微信(WECHAT)等で行うことができます。一曲歌い終わる毎に歌声を録音することもでき、インターネット上にアップロードし、他人と対決したり、友達に送ったりすることが可能で、現代の若者の自己表現欲を充分に満たしています。

 

 このミニカラオケは従来のカラオケより便利で、わざわざ時間を割いてカラオケに行く必要はなく、多くの人が集まるショッピング施設に設置されているため、順番待ち、待ち合わせの時間調整等の断片的な時間を利用して、自分の娯楽ニーズを満たすことができます。微信(WECHAT)にログイン後、選曲機を利用して、歌う時間を15分、30分に選択したり、1曲だけのカラオケを楽しんだりすることができるようになっています。ミニカラオケのストック曲数は豊富で、平均2万曲をストックしています。

 

 但し、ミニカラオケの費用は時間計算すると、決して安くなく、一般的に15分の使用で、20元から30元、選曲時間等を考慮すると1曲当たりの費用は8元から10元となります。それに対して、従来のカラオケはピークの時間で無ければ3時間で50元から60元で済みます。

インターネット及びスマート端末の普及に伴い、娯楽は既にIT化、断片化されており、ユーザーの断片化された時間に適応可能な自助型の娯楽方式は今後更に人気を集めると考えられています。