いずこも同じ 大学生活は楽しい!

 スマホ禁止、男女交際禁止、朝7時から夜10時まで勉強…。これは、中国のある高校のルールです。高校では、勉強漬けの厳しい生活を強いられます。それを乗り越え、みごと大学に入学した学生の生活のようすを、お伝えしましょう。

 大学に入学すると、学生はほぼ全員、大学の寮に入ります。寮費は1200元/年(1元=約17円)で、学費とともに支払います。寧波大学の場合、ほぼ半数の学生は浙江省出身で、他は全国からやってきます。寮は4人部屋で、同じ学部の学生が室友(ルームメイト)です。部屋にはベッドや机が備えられ、トイレ、シャワーもあります。ただしガスがないため、料理はできません。食事は、大学の食堂などで、すべて外食です。(こっそり自分たちで作ることもあるようですが)

 学生たちの生活を支えているのは、「農貿」と呼ばれる学生街と、スマートフォンです。「農貿」は,大学に隣接する学生街です。スーパーやレストラン、美容院、ブティック、屋台など100軒前後の店舗があり、いつも学生でにぎわっています。レストランは、地元の料理だけでなく、四川料理や火鍋、麺類、日本食などそろっていて、値段が安く量も多い。お昼時や夕方は、どの店も友人と楽しく会食する学生で満員です。

 あるとき、「A4のコピー用紙は、どこで買えるの?」と学生に尋ねました。すると、「淘宝です。」「いや、京東の方がいいかな。」と返ってきました。そうです。日用品から衣服、靴、化粧品、書籍、生鮮食品にいたるまで、ありとあらゆるものが、「淘宝」や「京東」などのネットショップで買えるのです。支払いも、スマホで済ませます。早ければ翌日、遅くとも数日中に、大学内外のスポットで商品を受け取ります。そうそう、11月11日は、年に一度のセール日です。今年は何を買うか、そろそろ決めておかないと…。

 学生の平均的な生活費は、1500〜2000元/月です。アルバイトをしている学生は少なく、親からの仕送りが、学生生活を支えています。

 

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【買い物も支払いも全てスマホで】       【活気にあふれる学生街】