改革開放40年、『今』・『昔』

中国経済、40年で200倍に

 今年は、中国が「改革・開放」路線を打ち出して40年が経過します。1978年12月、共産党第11期中央委員会第3回全会(3中全会)で、経済成長こそ最重要だとする新たな政策に大きく舵を切りました。
 1978年当時、中国の国内総生産(GDP)は3,679億元(現在のレートで約6兆3,300億円)。それが2017年は82兆7,122億元と約225倍に膨らみました。輸出額では1978年の98億ドル(同1兆650億円)が、2017年には2兆2,635億ドルと約230倍になりました。為替レートや物価変動で単純比較はできないが、40年近くで経済規模が200倍前後の変化を遂げたことが感覚的に理解できます。

浙江経済、40年で330倍に

 1978年当時、浙江省の域内総生産(GDP)は157億元(現在のレートで約2,700億円)、中国全体の4.2%を占め。それが2017年は5兆1,768億元と約330倍となり、中国全体では6.2%に上がました。一人当たり平均のGDPでも1979年の331元から2017年は91,551元へと、277倍となりました。今日の浙江は、改革開放政策の最大の恩恵を受けた省となっています。

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|| 静岡県日中友好協議会が誕生 ||
 改革開放の前年1978年、ケ小平副首相が来日し、日中友好フィーバーが起き、日中平和友好条約も結ばれ、静岡県でも中国とこれから独自で交流を考えなければならないという新たな機運が一気に高まりました。翌1979年、県内の各界各層のトップが発起人になって、「思想信条は問わず、官民一体となって、思想信条を超えて日中交流の一遍で組織を作りましょう」と呼びかけて誕生したのが『静岡県日中友好協議会』です。

 

|| 日中経済交流シンポジウムを開催 ||
 誕生したばかりの静岡県日中友好協議会は、翌1980年、これから日本との経済交流が進むことを念頭に置いて、中国が改革開放政策を具体的にどうやっているのかといった視点から、中国の代表団(現・中国商務部国際貿易経済合作研究院)を静岡県に招いて、「日中経済交流シンポジウム」を開催し、日中初のシンポイベントとして話題を呼びました。